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カウンセリング時

"どれくらいで終わりますか？"

とご質問がきます。

トレーニングに終わりはない

が答えですが…

それは

求めるものは人ぞれぞれ違います

わんちゃん達の持っている能力も

わんちゃんの能力が高ければ

早くトレーニングが入り

コントロールしやすくなる

わけでもないのです。

トレーニングを覚えても

お家での生活を忘れることはありません。

トレーニングで学んだことを応用してお家での生活に活用出来るように

飼い主さまがコントロールしなければなりません。

わんちゃんにとって、飼い主さまにとっても今まで日常だったものを

ガラッと変えるのは難しいことです。

そのために

基本トレーニングでわんちゃんを

コントロールする(予行)練習をしていきます。

何故、問題行動が"吠える"なのに

"横について歩く"ことを教えるのか

飼い主さんにとってもわんちゃんにとっても 1つのことを一緒にやる

飼い主さんがわんちゃんをコントロールする第1歩に近づくからです。

'横につく"を応用すると

他のわんちゃんに向かって吠えたら

"横につく"コマンドで飼い主さんに意識を逸らし歩きます。

"吠える"のを止めさせるには

わんちゃんに どんな行動をすれば合っているのかを教え指示します。

ですがこれは簡単ではありません。

今まで飼い主さんと過ごした日常があるからです。

わんちゃんがトレーニングで学んだことを飼い主さんも同じように

指示しても うまくいかない。

一緒に練習をし、どうやったらわんちゃん自分が思う動きが出来るか

を考える

この時間が大事です。

わんちゃんと向き合う時間がコントロールする1歩なのです。

飼い主さんが自分の意思で

わんちゃんの意識を向けられれば

問題行動というのはなくなると

私は思います。